TKG PRIVATEERS RALLY PROJECT

ラリーにプライベーター参戦する日々を綴るブログ

Rally Monte-carlo Historique2020 その2

1月28日 天気:晴れのち曇り時々雨

予定:ポールリカール→レビンでSR12,13レッキ→ニース

 

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前日宿泊した宿に朝ごはん

 

・ポールリカールサーキット
前日夜にヒーターコアからクーラントが漏れてることがわかり、朝からヒーターコアのクーラント漏れ点検。
その間に同時にスポンサー様のステッカーが貼られ、だいぶ競技車らしくなってきた。

車載工具の選定と装着は自分で実施。
ガシャガシャ音がしないように、ウエスでカバーして装備。
(本当は工具袋が欲しいが、そんなものはない)
 
9時過ぎに出発準備完了。
モンジロウさんが全車並べての写真撮影をする。
広報用の写真に使うため、緻密なクルマの配置が必要、並べ替えにだいぶ時間がかかった。
30分くらいかかって撮影完了!(早くレッキに出発したかった笑)
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集合写真セッティング中の風景

 

・TE27でレッキ出発
レビンのドライバーの松波さんは大会直前に現地入りするため、今回はドライバー代理でレッキに参加する。
レビンのナビゲーターの海野さんは昨年も一緒にレッキをした仲で今年も一緒。
今回は建次郎さん・永井さんが乗るチェリーも同行する。

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レッキ中の風景

 
今回のレッキの目的はクルマの調子を見ることと、ラリコンの作動確認である。
特に今年から導入したRabbitというマップ連動ラリコンアプリについて確認が必要で、主な項目は以下の3点だった。

・コマ図の指定地点で距離の自動補正をしてくれるか

・コマ図通りに距離が出るか

・車輪速センサー、高精度GPSどちらも機能するか

さて、10時にレッキへ出発して、SR12のスタートの町、タリアールへ。
チェリーは4速しかないため、高速道路で100kmhしか出ないのでやたらと時間がかかる。
(現地は130km制限のところが多く100kmhだと遅く感じる)
ナビの予定時間2時間のところ、2時間半ほどでSR12スタートへ到着。

 

・SR12
ラビット製作者が作ったルート図をMapFactorというナビアプリを使って道案内しながら走行。
うまく機能すれば、ドラはナビアプリを見ておけば良いので、ナビの道案内が要らなくなるという代物だが表示がだいぶ見づらい。
道案内がうまくいかずミスコースして結構タイムロスしてしまった。

ラビットはとりあえずGPSでコマ図同等の距離が取れているようだった。
車輪速センサーは残念ながら生きていない。
ラビットにMapFactor、市販ルートブックなど初めて使うデバイスが多いとなかなか使いこなすのが難しい。

コースの方は道の所々に雪が残るが、スタッドレスのレビンは軽快に走っていく。
昨年から交換したLSDの調子もよいようだ。

 

・SR13

序盤と終盤のつづら折りはアベに乗れそうにないコースだった。中盤は緩やかなコーナーが続きアベ走行が十分に可能。
SR中のコマ図があまりなかったので、MapFactorでも問題無く走れた。

このコースからテストしたドライバー用のRabbit(先行と遅れを示すメーター)も使いやすく、初心者でも簡単にアベラリーが出来てしまいそうに感じた。

 

・サービス
SR13後に待機してもらい、手の空いた学生でサービス練習を実施。
・ワイパー拭き取りが悪い
・マフラーがサブフレームにあたる
2点の問題点を確認、さらに給油を行った。

チェリーはトリップが故障したため、修理のためポールリカールへ帰還。
レビンは予定通りニースへ向かい翌日もレッキをする。

 

・ニースへ
ニースへ移動、あたりは暗くなってきていたが、去年よりライトが明るく、しかも左右に振ってあるのでヘアピンで有効性を感じた。
快適に運転してニースへ到着した。

 


ニースの宿で食べた夕飯、レッキ中は帰りが夜になるので、途中のスーパーで購入したものを食べてしのぐ


アルコール度数8.6%の86というビール、86乗りは必飲