Rally Monte-carlo Historique その6 Leg1前編
前回からだいぶ空いてしまいましたが、いよいよ競技のことを書いていこうと思います。
今回は競技1日目受付〜Concentration前編です。
2/1の昼にEza−Vistaの宿を出発、20分ほどでMonte Carloに到着し、オフィシャルの建物で受付を済まします。
オフィシャルの建物
免許証と車両の公認書を見せて、受付を通過。無事にゼッケンやステッカー、書類を受け取りました。
この日は土砂降りで、屋外でとてもステッカー類を貼れる状態ではなかったため、地下駐車場に移動。
雨をしのぎつつゼッケンを貼り付けますが、ボデーを拭いても拭いてもなかなか水滴がとれず苦戦。なんとか無料の時間内(1時間)に貼り付け完了し駐車場を脱出!
お次は車検です。
どんなところを見られるのだろう、何か引っかかったらどうしよう、と構えて来てみたものの、灯火類・車体番号・GPS装置の配線の確認くらいしかしません。ザルです(笑)
エンジンの排気量アップくらいなら軽く通過するのではないでしょうか。
16時ぐらいに車検を通過してからは21時のスタートまでやることがありません。
19時までカフェで休憩して、軽食会があるオフィシャルテントに移動して腹ごしらえをしに行きました。さすがはフランス、19時開始のはずなのに19時30分までテントが開きません。
スタート前の軽食会
腹ごしらえを済まし、いよいよスタート。長い長いConcentrationレグの始まりです。
モナコの市街地の道順がなかなか難しいのですが、ナビゲーターさんは慣れたもの。
街中はすぐに抜けて、高速に乗りすぐに降りて田舎道へ。
いざスタート!
地元ドライバーたちは物凄い勢いでかっ飛んでいきます。
追い越しが難しい狭さの区間になると、前の車に追いついた競技車が連なってダンゴになります。
土砂降りの影響で最初のCP (スタンプポイント)手前の山道の落石が思いのほか激しく、道には10cm角ぐらいの石がゴロゴロ。中には漬物石大の大きさのものもありました。
そんな中で早速やらかしてしまうクルマもいて、サービスカー横付けで修理している光景も見えましたが、我々は無事に通過し最初のCHのSaint-Andre-les-Alpes まで。
CH前でサービスをしてもらい燃料補給と軽食を取りました。
CHに到着することにはスタートから4時間が経過して翌日の1時になっていました。
Saint-Andre-les-Alpes
タイムコントロールまで1時間ほどあったのでカフェでコーヒーを飲んで休憩。
指定時間になってタイムカードを受け取ります。
カードを見てびっくり、次のTCまでの時間が10時間56分‼︎
こんな長い時間指定を初めて見ました!
まだまだ長いConcentration。次回は中編を書きます。