TKG PRIVATEERS RALLY PROJECT

ラリーにプライベーター参戦する日々を綴るブログ

Rally Monte-carlo Historique その8 Leg1後編

前回からむちゃくちゃ時間が空いてしまいましたが、めげずに続きを書きます。

 

youtu.be

コースオフ後、主催者の追い上げ車両が何台か来て、引き上げのトライをしてくれたものの、
なかなか引き上げられず。最後に到着したランクルにようやく救助された頃にはコースオフしてから1時間が経過していました。
コースオフ箇所から雪を恐る恐る走っていくと、悲しいことに雪が酷い区間は残り1kmほどしかありませんでした。完全にやらかした感じでありました。
ゴールの通貨確認所に行くと、オフィシャルが一仕事終えて片付けしています。
ZR不通過となり20000点減点です(2000秒分)。
コースオフ中にサービス隊に連絡したところ、次のZR後のCHに30分遅れるとリタイアとなるとのことだったので、リエゾンを爆走します。

すぐに次のZRに到着し、スタート。アベレージ50km近辺が指定でしたが、次のCHに間にあわせるため指定を無視して爆走します。カーナビを頼りにナビゲータさんが次のコーナーのRを読んでくれて、スピードラリーさながらでした。
暴走を防ぐためZRの平均アベレージ結果が指定アベレージの2割を超えると大幅ペナルティというルールがありましたが、ずっと上りが続くコースだったため、ペナルティに引っかかることはなかったようです。

ゴール後、田舎道を超えて国道に復帰、再びリエゾンを爆走します。
目の前に迫ってくるリタイアを前に、情けなさ、不甲斐なさでぼろぼろ涙が出そうになりましたが、ポロポロくらいに堪えました(笑)
路肩にサービス隊が見えましたが、そんな時間はないので無視して通過。

リエゾンが長かったため、なんとかCH前にはオンタイムに復帰、クレストのCHに到着しました。

CHでは他のクルーが心配して待っていてくれていると思いきや・・・、意外とケロッとしてました(笑)

クレストからはヴァランス市中のパルクフェルメまで向かう予定でしたが、イエロージャケッツのデモにより急遽パルクフェルメはスタジアムに変更。パルクフェルメの移動に時間がかかっているとかで、2時間のリグループを余儀なくされました。

ja.wikipedia.org


その間にTE27トレノのドライバー様にピザとコーヒーをご馳走になり、チームのクルーとラリー談義に花が咲きます。スタートから22時間が経過、ここまでくると不思議と眠気はありません。

 

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Valenceに集結したラリーカー

リグループを終えてヴァランスに無事到着、300台を超えるラリーカーが集結するパルクフェルメに興奮します。1台1台しっかりと見たい気持ちもありましたが、次の日もあるのでさっさと受付へ。

参加賞を受け取り、軽い立食パーティーで腹ごなしをして帰ります。

チームがとってくれたロッジでゆっくり休みます。

長かった1日が終わり、どっと疲れを感じるとともに、ZR1で食らった取り返しのつかない減点に落胆しながら就寝しました。

残り4日間、これだけではまだ終わらず、ハプニングは続くのです・・・。