TKG PRIVATEERS RALLY PROJECT

ラリーにプライベーター参戦する日々を綴るブログ

Rally Monte-carlo Historique その9 Classification LEG

2/3 Classification LEG ZR3,4,5,6

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雪の中のサービス

24時間以上活動していたConcentrationのあとはしっかり熟睡して、ヴァランスから朝スタートしました。

ZR3–6はレッキ時から雪に覆われていたので、雪を覚悟して臨みました。

ZR3の手前から案の定、積雪路となりスタートしました。
前日の反省もいかし、恐る恐る走行しましたが、雪が酷いのもあって前半は全くアベに乗れません・・・。
中盤で道幅が広くなったためペースアップ、遅れを取り戻しオンタイム走行に。
ここから遅れないように走るぞ、と思ったのはつかの間、再びコースは雪深くなります。
ペースダウンしていると、しばらく先に2台競技車が停車しています。
近づいてみると、なんとコースオフ・スタックして動けなくなったクルマをサービスカーが引っ張り出しており、道を塞いでいます。

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道幅がすれ違えるほど広くないので、後続の競技車は指をくわえて見ている他ありません。
救出に5分くらいかかったので、あっという間に3000点減点。その後のシークレットチェックポイントも3000点ずつ引かれ続けたので、あっという間に20000点に達し、減点超過で20000点になってしまいました。

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トゥルノンにて


自分のチームの車両の競技車を救うために、他のチームの邪魔はお構いなし。
なんというラリーでしょう。
その日はさらに雪がひどくなりZR4,5,6に向かう道が通行止めになり、競技中止。
リエゾンの雪道も大変ハードでZR1本しか走っていないのにヘトヘトに疲れました。

ZR3の件については、抗議を出す気力もなく(多分通ることはなかったでしょう)、モンテの厳しさを知る1日となりました。